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新卒1年目で大手チェーン店担当に!若手が活躍&挑戦できる環境

フードデリバリー市場の拡大に伴い急成長を遂げる出前館では、若手が活躍&挑戦できる環境が盛りだくさん。営業部では20代のメンバーが約半分を占めており、加盟店コンサルティングに日々精を出しています。新卒1年目にして大手チェーン店の担当を任され、めきめきと成長するフレッシュな社員・田邉駿輔に、その挑戦の日々を聞いてみました。

自己紹介

―まずは自己紹介をお願いします。

新卒2年目の田邉駿輔です。2014年に青山学院大学理工学部化学・生命学科に入学。2018年に卒業後、大学院の理工学研究科に進学し、主に光を用いた癌の薬剤開発及び機能解明の研究を行っていました。人と接する仕事に興味を持ち、少数精鋭で行っている会社、活発に動いている企業で働きたいと思い就職活動をする中で出前館にご縁をいただき、2020年4月に新卒入社しました。

自分の目標と会社への貢献を考え行動した入社後1年間

自分の目標と会社への貢献を考え行動した入社後1年間

―入社した当初は、どのような仕事内容でしたか?

入社式に出社して以降、研修や営業活動はリモートでの対応でした。同じオフィスで勤務し、わからないことをすぐに席に質問しに行くということができない状況には苦労しましたが、なるべく教えてもらったことは1度で覚えるように意識して取り組みました。

入社当初から昨年の12月まではインバウンドセールスグループに所属していました。資料請求をいただいたお店や企業に対する新規出店提案、オープンするまでのフォローを行う部署です。5月から出店数の目標を持つようになったのですが、5月~12月までの目標出店数はすべて達成することができ、12月においては100店舗を超えるお店に出前館を導入いただくことができました。

―どんな点が成長に結びつくような経験だったと思いますか?

ターニングポイントが2つあります。同僚が転職するにあたって案件を引き継いだタイミングと、新しくインターンや中途採用のメンバーが入社して、マニュアル作成や講習を行ったタイミングです。

1つ目の案件を引き継いだタイミングに関しては、引継ぎを受ける事自体も初めてだったので、何をどうしたらいいかわからない状態でした。引継ぎ方が甘い部分があって、加盟店にご迷惑をかけてしまい、関係性が悪くなってしまったんです。引継ぎ方に課題を感じつつ、どうすれば関係性が修復できるのかを日々考えました。定期的に連絡をさせていただいて、先方が懸念している事を丁寧に1つずつ解消して対応していきました。

同時に、ミスを起こした事柄を記録し、二度と起こらないように、今後同じようなことがあったときはこう対応すれば大丈夫というノウハウをストックしていきました。1つずつ課題を解決していく運用を進めた結果、昨年12月頃の別案件の引継ぎはスムーズに行えました。柔軟な対応と、解決法を一つひとつ考えたことで、今につながっていると思います。

2つ目は昨年10月頃なのですが、新しいメンバーが入社してきたタイミングで、自分の目標数字を追うだけではなく、部署全体の数字も意識するようになりました。部署全体の目標を達成するために自分はどう貢献できるだろうと考えた結果、思い至ったのが講習やマニュアルの作成です。通常業務と並行してチャレンジしました。

今までと同じスピードでやると業務時間内に終わらないので、無駄をできるだけ省き改善していく、という方法を繰り返したことでスピード感も生まれ、通常業務と後輩たちのサポートを同時にできるようになったのかなと。

―後輩ができたことで、責任感に対する自覚にも変化があったのでしょうか?

責任感の部分では大きく変わりました。部署全体として、教育体制が整っていない状況だったので、入社後すぐに業務を行いにくい環境であることを、すごくもどかしく思っていたんです。ぜひ改善したいと思って、自ら手をあげました。

大学院時代に後輩を持つことが多かったのも影響していると思います。きちんと教えないとうまくいかないことを知っていました。報告書の書き方や、薬品購入するときのやりとりなど、今後自分がいなくなったときでも問題が起きないようにフローを組んだりした経験があり、ある程度定型化する必要を感じていたので、マニュアル作成や講習という形で行動に移したというところもあります。学生時代の経験が生かされているのかなと思います。

部署異動し大手加盟店の担当に!責任とプレッシャーを抱きながら新たな挑戦へ

部署異動し大手加盟店の担当に!責任とプレッシャーを抱きながら新たな挑戦へ

―今年1月に部署移動した際、仕事や環境の変化に戸惑いもあったのでは?

異動先は現在も所属している、加盟店コンサルティング部のチェーンコンサルティンググループです。環境が変わるのは好きなほうなので、部署異動は純粋に楽しみでした。

仕事内容は、出前館に加盟しているチェーン店の売上向上を目的とした、実績データを元に分析提案や課題の解消をすることがメインです。。売上拡大のためにどんなアクションが適切かを考え実行する部署です。私自身、加盟店にとって何がベストなのかを考えるのが好きなので、自分に合っているなと感じています。

新規出店を担当していたときは考える時間が限られていたのですが、異動のタイミングで改めて出前館のサイトなどを掘り下げて理解する時間を作れたので、自分にとっていいきっかけだったと思います。

―大きなチェーン店の担当もするようになり、仕事への向き合い方も変わったのでは?

案件の入れ替えがGW前にあったのですが、そのタイミングで担当案件の規模が大きくなりました。店舗数だけでいうと5,000~6,000店舗。出前館の加盟店の1割弱くらいは担当しているような規模感です。誰よりも丁寧に対応しなければいけないような大手企業ばかりなので、細心の注意をはらって業務にあたっています。

加盟店に対しても会社に対しても影響力の大きさを感じて、日々プレッシャーと戦っていますが、全国規模のチェーン店を担当することで、より責任感が出てきたかなと思います。

―壁にぶつかったなという経験はありますか?

異動して1ヶ月くらい経ったときに行き詰りました。部内の他のメンバーは、他社での経験やノウハウを持っている中途で出前館に入社した方々や、もともと出前館歴が長くてベテランとして活躍している人ばかり。部署の方針として「考えて行動する」というのがあったのですが、一番未熟な自分には経験がなさすぎて相談しようにも「どこがわからないのかわからない」、ということもありました。

自分の中で、相談に行くときには自分の考えを絶対に持っていなければいけないという意識がありました。ただ何もわからない状態で行くのは、その上司の時間を奪ってしまうしダメだと思っていたものの、自分の回答を作れない時期があったんです。そこで大きな壁にぶつかりました。何もできませんでした。そんな中、上司との面談の際に、気にせずにどんどん相談してくれて大丈夫と言われてから気が楽になりましたね。報連相を毎週・毎日のように欠かさずできるようになってからは、一皮むけたのかなと思います。わからないときは素直にわからないと言えるようになりましたし、これをきっかけに、自分の足で色んなところから情報を集められるようにもなりました。

できるだけ自分で何とかしたいタイプなのですが、入社してから、自分ひとりでは無理だなと思うことが多かったのですが、今は、自分の中で答えを持っていて解決できるものは自分で解決し、周りの方々を巻き込まないと解決できないものは潔く相談して、スピード感を意識して動いています。

新卒メンターの経験を通して自分の力不足とも向き合う

新卒メンターの経験を通して自分の力不足とも向き合う

―現在はご自身が新卒のメンターを実施しているとのことですが、苦労点や経験を活かせていることについてお聞かせください。

新卒のメンターは1on1で実施しています。中途入社のメンバーに対しては、1人が2人の中途入社メンバーを見るケースもあります。OJTも並行して行っている感じです。担当している新卒メンバーに対しては、2週間に1回面談をして、業務の状況や心配事などをヒアリングし、うまく動けるようにサポートします。

メンターは、昨年自分が新卒だったときのことを思い出しながら対応しています。私自身、わからないことが多すぎて周りの方々に非常に助けてもらったので、その経験を活かしつつ行っています。ただ、教えられるだけだと理解度の面で浅くなってしまうこともあるかなと個人的に思っていたので、あえて答えは教えずに、答えが書いてある資料やまとめサイトをシェアして、自分で勉強してもらうように促すなど、工夫しながら動いています。

―新卒のメンターをしてみて、どんなことが大変ですか?

まず自分の業務と並行しなければいけない点です。自分自身も改善しなければと思っているのですが、多忙時に少し雑になってしまったり、対応がおろそかになってしまったりするんです。質問をされた際に業務をしながら答えて、後々時間があいたときに改めて考えた時にああ、こういうふうに答えればよかったなと別の案が浮かんでしまったりして。それが出てくる時点で、適切な答えではなかったと思うんですよ。そういうところは直していきたいと思っています。

また、相手によって理解してもらいやすい言葉や、しっくりこない言葉というのが違うので、伝え方の面で苦労しています。背景もきちんと説明して伝えたほうがいいのか、それとも、少しヒントを出すだけで自ら考えて理解し自走してくれるタイプなのか。そのタイプの見極めがまだうまくないと自分では思っていて、苦労しています。自走してくれるのが理想だけど、そこまで行けていないのは自分のサポートも足りていないのかなと。実際の業務に関しても変化していく部分があるので、間違ったことを教えるわけにもいかないし大変ですが、やりがいも感じています。

―最後に今後の抱負をお願いします。

フードデリバリー業界はすごく流れが速くて、競合サービスもどんどん拡大している中で、出前館では柔軟な対応やスピード感を持った業務遂行が求められていると感じています。今以上にその意識を強めて、自分自身の成長も含めて、より会社の成長に貢献していきたいと思っています!

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