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札幌人気店「SOUP CURRY KING」に聞く!出前館と飲食店の成長戦略

出前館には多くの飲食店が加盟し、出前館の根幹を担っています。グローバルサービスの参入やニーズの拡大により、複数のデリバリーサービスを併用する店舗も増加している今、加盟店は出前館をどのように見ているのでしょうか?

今回は個店を代表して、札幌の人気店「SOUP CURRY KING」藤井秀紀社長にインタビューを実施。担当営業・阿部雄介とともに、出前館の人気上位に上りつめるまでの挑戦について話を聞きました。

「SOUP CURRY KING」が出前館に出店した理由

―出前館を始めたきっかけや決め手についてお聞かせください。

【藤井】

「SOUP CURRY KINGセントラル」(以下、セントラル店)が2019年4月、「SOUP CURRY KING本店」(以下、本店)は2020年4月から出前館に出店しています。セントラル店は実店舗を立ち上げてすぐに、店内以外での売上を考えてデリバリーを開始しました。街中という場所柄もあり、近くのオフィスなどにも販売を広げる狙いです。

昨年の一度目の緊急事態宣言下で、本店でもデリバリーができればと考えていたところ、ちょうど出前館の配達拠点ができたということでお電話をいただき、本店も出前館に出店する運びとなりました。

以前は、出前は自分たちで配達しないとダメだと思っていました。しかしながら、お店のオペレーション上厳しいためできなかったのですが、出前館側で代わりに配達してくれるということで、試しにやってみようかなと。また店内売上が、週末は好調でも平日がいまいちということもあるので、そこを補えればいいかなと思って出前館を始めました。店内の忙しさに合わせてデリバリー受注のコントロールができるのも決め手の一つですね。

―立ち上げ当初は苦労も多かったのでは?

【藤井】

セントラル店に関しては、そこまで苦労したことはなかったと思います。本店は始めてすぐにものすごい注文数が入ったので、配達が遅れるなどで、お客さまから店舗に問合せが来ることもありました。当時はお店が直接配達していると思っている方が多かったでしょうから。出前館のページ上で出前館のドライバーによる配達という表示が出たり、クレーム対応も出前館側で対応してくれたりと、多忙な中で非常に助かりました。

元々テイクアウトをやっているので、メニュー構成や容器の入れ方、出し方については、とくに問題なく開始できました。値段の設定は、利益率を考慮した価格設定を実施しているので、店舗に来たことがない方が出前で頼んでくれた時に、「ちょっとこのお店高いな」と思われないか懸念はありましたが、それでも頼んでくれているので良かったと思っています。逆に価格設定をしっかり考えないと、デリバリーで出店する意味もなくなってしまいますからね。

調理から配達までクオリティーの徹底管理で競合と勝負

調理から配達までクオリティーの徹底管理で競合と勝負

―ライバル店も多い中、売上アップのために出前館上で工夫していることはありますか?

【藤井】

やるべきことをしっかりやるということだと思います。配達員が商品をピックアップする時間までに準備するとか、料理がこぼれないように冷めないように梱包する、といった工夫ですね。販促というよりは質の管理だと思います。「SOUP CURRY KING」の料理は美味しいよと言ってもらえることがすべてかなと。お店としては配達員の方に商品を渡すところまでですが、美味しいものをちゃんと美味しく食べられるようにクオリティーを保つ工夫はお店側でもできることです。デリバリーのほうが値段が高い分、やっぱりしっかりしないと、と思っています。

競合他社のサービスも併用していますが、お店としてはやることは同じです。2個でも3個でも持って行ってもらえるように、時間どおりにしっかり美味しいものを作って渡す。あとは配達員さんの力量になってくるのですが、そのあたりは、やっぱり出前館はしっかりしているなと思います。

出前館出店後のフォローに感謝と期待

出前館出店後のフォローに感謝と期待

―出前館を使っていてよかったと思うのはどういう点ですか?

【藤井】

子供が小さくて店舗に来られない、ご高齢で外出が難しい、また自粛期間のステイホームで外食しにくいとか、そういう状況下でも「SOUP CURRY KING」のカレーを食べてもらえるところです。またお客様の評価が大事だと思っているので、出前館がお客さま対応をサポートしてくれるのはありがたいです。お店側はいいものを作ることに集中して、あとは出前館にお任せできる安心感があります。

担当営業の方がわりとこまめに電話をくれるあたりもいいですよね。出前館は、何か困った事があるときに、すぐに相談できる体制が整っています。メールのみだと返信までのタイムラグがあるので、お客さまに伝えるのに相当時間がかかってしまうし、スピード感がないですからね。販促も大事ですが、お客さまの満足が一番だと思っているので。

【阿部】

「SOUP CURRY KING」さんはもともとお客さま第一で良い商品を提供されているお店なので、今はもっと多くの方に知っていただけるように、キャンペーンのご案内に注力しています。またお店を直接見て、現場でのお困り事をヒアリングしたうえで、オペレーションの改善等をご提案させていただいております。 北海道営業所は今年の4月から本格稼働したばかりで、まだまだ不十分なところが多いと思っていますが、これからどんどん店舗へのサポート・フォローをしていけたらと考えています。

今後、加盟店として出前館に期待することとは?

―今後、加盟店として出前館に期待することとは?

【藤井】

正直、売れるか売れないかは店の力だと思っています。出前館は「SOUP CURRY KING」のカレーをお客さまに食べていただくための1つのツールであって、他のデリバリーサービスもお客さまにとっては同じ選択肢。そこで差がつくのは配達の質と安心感なのかなと思います。加えて、店で困ったことがあればそこに対応してくれる、何かあったときのバックアップ。今もしっかりやってもらっている部分ですし、今後も引き続き期待したいです。

お客さまがいいと思えば、出前館で「SOUP CURRY KING」を頼もうとなると思うので、お互いのために、管理の部分が大事だと思いますね。キャンペーンのサポートもありがたいです。1日何十件とメールが来るので、見逃してしまうこともあるのですが、その点もサポートしてもらえるので助かります。出前館はCMなどの露出もあるので、販促面でも心強いですし、国内企業としても頑張ってほしいですね。

【阿部】

スープカレーは北海道のソウルフードということもあって、札幌全体的にスープカレーが強い店舗が多い中、「SOUP CURRY KING」さんにはシェアリングデリバリーの札幌展開当初(2019年4月)から出前館に加盟いただいております。私自身は1月に出前館に入社し、北海道営業所を立ち上げて4月から本格稼働し始めたばかりですが、これから手厚いフォローを継続的に行って、キャンペーンへの参加プラス、藤井社長に感謝されるような営業になれればと思っています。しっかりサポートしていきます!

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