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挑戦と成長を求めて。新卒メンバーが語る出前館のリアル

出前館には、新卒採用で入社し、活躍している社員が多く在籍しています。今回は、2023年に新卒で入社し、若手社員でありながら大きな裁量を持って、自らの力を発揮している4人にインタビューしました。出前館を選んだ理由や就職活動で大切にしていたこと、入社後に感じた驚きや社内文化について、率直に語ってもらいました。

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木下 竣太

プロダクト本部マーチャント部マーチャント企画グループ
学生時代にはイギリスへの留学や動画制作を経験。帰国後はプログラミングなどモノづくりに面白さを見出す。2023年に出前館へ新卒入社後、営業本部東西営業部、営業管理本部加盟店企画を経て、現在はプロダクト本部マーチャント部マーチャント企画グループにてプロダクト企画に従事。

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福原 亜麻音

営業本部営業推進部販売推進グループ
学生時代はアパレル企業の商品戦略部にて長期インターンに参加。クリエイティブな仕事を求め、2023年に出前館へ新卒入社。営業本部東西営業部にて現場を学んだのちに、営業本部営業推進部販売推進グループにて営業の業務改善、加盟店ツールの改善、オーダー連携運用の窓口を務める。

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佐藤 拓弥

営業本部エンタープライズ営業部第2グループ
大学では計量経済学を専攻し、学外では長期インターンに挑戦。2023年に出前館へ新卒入社後、営業本部東西営業部にてSMBセールスに従事。その後、営業本部内で異動となり、現在はエンタープライズ営業部第2グループにて大手チェーン店の担当を務める。

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矢野 広人

営業本部東西営業部関東第1グループ
学生時代には表象文化を研究するゼミでゼミ長を務める。2023年に出前館へ新卒入社後、営業本部東西営業部関東第1グループに配属。SMBセールスとして、加盟店に対する販売促進提案や、売上向上のためのサポート活動に従事。

今後のキャリアを見据えて、裁量権のある環境へ飛び込む

── はじめに、皆さんの自己紹介をお願いします。現在の仕事内容についても教えてください。

【矢野】
営業本部東西営業部の矢野広人です。SMBという、個人飲食店や中小チェーンに特化したチームに所属しています。飲食店に対して新規開拓営業を行うのが僕の役割で、架電や商談、販促活動の提案活動などが主な業務内容です。

【佐藤】
営業本部エンタープライズ営業部の佐藤拓弥です。矢野さんと仕事内容は似ているのですが、営業の中でも、エンタープライズと呼ばれる大手の加盟店を担当しています。販促の獲得や加盟店のサポートを行っています。

【福原】
営業本部営業推進部の福原亜麻音です。配属直後は営業領域の業務改善を行う部署に在籍していましたが、部署異動を経て、現在はサードパーティーの企画業務を担当しています。サードパーティーとは、複数のデリバリーサービスを導入している加盟店に向けて、出前館が提供するタブレットのみで注文が一元化されるサービスのことです。私はこのサードパーティーのメイン窓口を任せていただいています。

【木下】
プロダクト本部マーチャント部の木下竣太です。僕は営業の部署を経て、現在は加盟店のプロダクトにおける企画・管理を担当しています。福原さんと同様にサードパーティーにも関わっていて、一般的にプロジェクトマネージャーと呼ばれるポジションを担っています。

── 新卒同期で入社した皆さんですが、現在はそれぞれ違った部署で活動されているんですね。

【矢野】
そうですね。まずは全員が営業現場を経験しましたが、その後はそれぞれの希望や適性に応じて、異なるキャリアを歩んでいます。

【木下】
僕の場合は、入社前から「プロダクト側に行きたい」とずっと周囲に話していたので、希望が叶いました。

【福原】
私も木下さんと同じで、企画業務に携わりたいという思いをずっと伝えていました。その結果、現在の部署に異動できたのだと思います。

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── 学生時代のお話もお聞きしたいのですが、どのような軸で就職活動をして、何を決め手に出前館に入社したのでしょうか?

【木下】
僕は学生時代、YouTubeで活動したり、プログラミングスクールで学んだりしていて、何かを創り出すことに大きな喜びを感じていました。その経験から、「自分の手でサービスを作りたい」という強い思いが芽生え、就職活動では、クライアントワークではなく自社でサービスを展開している企業を軸に考えていました。出前館はその軸に合致し、さらに若手でも挑戦できる環境が整っていると感じたことが、入社の決め手となりました。

【福原】
私は学生時代、商品戦略部での長期インターンを通じて、将来はサービス企画に携わることを希望していました。ただ、そのためにはまず現場の経験が必要だと考え、営業職をはじめとする幅広い経験が積める会社を探していました。その中でも出前館は、若手のうちからさまざまなことに挑戦できる環境があり、キャリアを歩む上で最適な場所だと感じたので、入社を決めました。

【矢野】
私は学生時代にゼミ長を務め、自分で物事を企画・実行することに楽しさを感じていました。その経験を活かして、若手のうちから裁量を持って働ける会社を探していました。多くの企業では、ある程度の経験を積まないと責任ある仕事は任されにくいと思いますが、出前館の採用担当者や社員の方々と話してみて、ここなら若いうちから挑戦できると確信しました。

【佐藤】
僕もみんなと似ていて、就職活動の軸は、成長産業であること、そして若手でも手を挙げれば大きな仕事を任せてもらえる環境があることの2つでした。高校時代に自ら部活を立ち上げた経験から、成長中の組織に身を置く面白さを知っていたので、そんな環境で挑戦したいと思っていました。就活当時、出前館はLINE(当時)との提携を強化し、さらなる成長が期待されるタイミングだったので、自分の求める環境にぴったりだと感じて入社を決めました。

── 成長、挑戦、裁量権が決め手となったのですね。実際に入社してみて、その点はいかがですか?

【矢野】
想像していた以上に裁量権があると思いました。社歴の浅さを理由に「この業務を任せられない」ということがありません。実際に僕も、営業として先輩たちと全く同じ目標を追っています。「新卒2年目だから」というハンデがないことで、かえってのびのびと、思いっきり働けています。

【福原】
すごく分かります。サードパーティーに携わることになったときも、サブ担当ではなく、最初からメイン担当として責任ある仕事を任せてもらいました。早い段階で、こんなにも会社全体に影響のある仕事ができるんだとびっくりしました。

一つひとつ壁を乗り越え、自らの成長を実感

── これまでを振り返って、特に成長を感じたエピソードを教えてください。

【佐藤】
大手加盟店への販促提案に取り組んだ際のことです。実はその大手チェーンは、会社の方針で基本的に販促活動を行っていませんでした。それでも、担当者と何度も話し合い、先方が抱えている課題を一つひとつ解決するための提案を粘り強く続けました。販促ができない理由を丁寧に取り除いたことで、最終的には当初の方針を覆し、販促活動を実施することができました。努力が報われ、成長を実感できた瞬間でした。

【矢野】
新卒2年目で、後輩の教育を任されたことが、自分の成長を実感する大きなきっかけとなりました。業務に必要なデータ抽出の方法を教える講座を開いたのですが、後輩たちから「この講座のおかげでよく理解できました」と感謝の言葉をもらうことができました。講座を開いたのは、僕が入社した際にデータ抽出の理解に非常に苦労した経験があったからです。あれから1年が経って、人に教えられるようになった自分に驚きつつ、成長をしみじみ感じました。

【福原】
最も成長を実感したのは、サードパーティープロジェクトを任されたときです。このプロジェクトでは、業務の進行フローを構築したり、社内外からの問い合わせに対応したりと、質と量の両方が求められる場面が何度もありました。ゴールに向かうアクションがずれてしまうこともありましたが、そのたびに先輩や上司からフィードバックをもらい、改善を繰り返してきました。その積み重ねによって、自分自身でも成長を実感できるようになりました。

【木下】
プロジェクトマネージャーとして、プロダクトと他部署を繋ぐ役割を担う中で、成長を感じる機会がありました。あるプロダクトリリースの際、プロダクト側の視点に偏りすぎてしまい、営業の皆さんに十分に内容を伝えられないという壁にぶつかりました。そこで、営業の方々や同期からフィードバックをもらい、自分の説明方法を工夫するよう努めました。異なる視点を調整したことで、少しずつ双方の理解が深まり、全員が同じ目標に向かって進んでいけるようになったとき、一歩成長できたと感じました。

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── 後輩の教育を担当した話や、先輩からフィードバックをもらった話も出ましたが、出前館の先輩・後輩はどのような関係性ですか?

【矢野】
関係性はとても良好だと思います。わからないことがあれば、遠慮せずに質問できる環境が整っていて、先輩方はいつも嫌な顔ひとつせず、丁寧に教えてくれます。それどころか、1つ質問すると10の情報が返ってくるような感じです。「教えたい」という熱意を持っている先輩が多く、新卒で入社したばかりの頃も、仕事をスムーズに覚えることができました。

【佐藤】
先輩たち、本当に優しいですよね。何度聞いても親切に教えてくれるので、とても心強いです。

【福原】
そうですね。社内のチャットでも、まだ直接お会いしたことのない先輩ともフランクにやり取りができて、とてもいい雰囲気だなと感じます。オンラインでも距離感が近く、安心して仕事ができる環境です。

── 入社してみて、ギャップを感じた部分はありましたか?

【佐藤】
僕は、入社前に抱いていた「営業職」へのイメージがいい意味で払拭されました。営業目標を達成できなかったら自分の居場所がなくなるんじゃないかと、不安に思っていたんです(笑)。だけど、達成が難しい場面になったときには、チームメンバーがどうやったら達成できるかを一緒に考えてくれて。優しくフォローしてくれるので、モチベーションを崩すことなく、営業活動に取り組めています。

【木下】
僕の場合は、入社前に聞いていた話とまったくギャップがなかったですね。4年目や5年目の先輩から「裁量権を持って仕事ができる」と聞いていたのですが、まさにその通りで、自分が思い描いていた通りの環境で働けています。

【福原】
私たちは裁量権を求めて入社しましたが、想像以上に「こんなに任せてもらえるの?」といい意味でギャップがありました。その反面、裁量の大きさにギャップを感じる人もいるんじゃないかと思います。

【矢野】
確かに。だからこそ、自分が求める環境にフィットするかどうか、選考段階からしっかり見極めることが大切だと思います。僕自身も、社内見学で実際に働く姿を見たり、先輩たちと話をして、現実を知ったうえで入社を決めたので、ギャップを感じることなくスタートできました。

【福原】
私も同じく、入社を決める前に実際に会社を訪れ、現場を見て感じたことが、ギャップを最小限にすることにつながったんだと思います。

── 自分の求める環境なのかをじっくりと確かめることが大切なんですね。

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助け合える環境で、出前館のさらなる進化に貢献していく

── 現在感じているやりがいについて教えてください。

【佐藤】
私が最もやりがいを感じる瞬間は、自分の提案によってお客様の売上が向上したときです。先輩たちのやり方を参考にしながらも、基本的には自分自身で提案内容を考えるので、結果が出たときには「貢献できた」という実感を強く抱くことができますね。

【矢野】
僕は、自らの実績を上げられたときにやりがいを感じます。入社1年目の頃からグループ内で成績1位になるという目標を定めていて、実際に2年目で1位を獲ることができました。成果につながったのは、私の強みと弱みを教えてくれた先輩のおかげだと思っています。自身の強みである行動量の多さを伸ばしつつ、弱みとして指摘してもらった提案の幅の少なさを改善したことで、結果につながりました。

【福原】
サードパーティーの担当として、月にGMV(流通取引総額)が数億円を超える領域を任されていることに、やりがいを感じています。そのスケールの大きさや影響範囲の広さを肌で感じながら仕事をしていると、自分の役割の重要さがひしひしと伝わってきます。責任は大きいですが、それが日々のモチベーションにもつながっています。

【木下】
私がやりがいを感じるのは、ゼロから仮説を立て、それを開発チームや関係者と一緒に形にしていくプロセスです。一つのアイデアが実際に形となり、世の中に出ていく瞬間は本当に面白いです。就職活動の時に「自分の手で何かを創り上げたい」と願っていたことが、今この場所で実現できていると感じています。

── 実際に働いていて感じる、出前館のカルチャーについて教えてください。

【矢野】
出前館にはオープンマインドなカルチャーが根付いていると感じます。営業の世界では、成績を競い合うあまり、自分の成功事例やノウハウを共有しない組織もあるかもしれませんが、出前館では違います。成果を上げるためのアドバイスを惜しみなく教え合う文化があるので、僕も周囲のオープンな姿勢に影響され、成功事例があればどんどん共有するようにしています。お互いに助け合いながら、全員で実績を上げていこうとする雰囲気が、自然と生まれていると思います。

【佐藤】
すごく共感します。自分の部署に限らず、「営業でこんな課題があって困っています」と発信すると、すぐにカスタマーサクセスやマーケティングの方々が、一緒になって課題解決に向けて動いてくれます。みんなが同じ目線で、熱意を持って仕事に取り組んでいるからこそ、こんな風に助け合いの文化が形成されているんだと思います。

【木下】
助け合い文化の基盤には、コミュニケーションを大切にする姿勢があると感じます。私の業務では、韓国のチームとのやり取りも多いのですが、ただオンラインで連絡を取るだけでなく、実際に日本に来てもらったり、こちらが韓国に行ったりと、直接会ってコミュニケーションを取る機会をとても大切にしています。部署の枠を超え、さらには国境を越えて、コミュニケーションを重視する姿勢が出前館の特徴の一つだと思います。

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── これからの目標について教えてください。

【佐藤】
「出前館を選んでよかった」と感じてもらえるように、加盟店との関係をより良いものにすることが、私の直近の目標です。企業によっては、デリバリーに十分なリソースを割けない場合もありますが、そうした状況でも丁寧な対応を心がけ、信頼関係を築いていきたいと思っています。

【福原】
マイナスをゼロにするだけでなく、「これがあったらもっと良くなるのに」という思いを実現できる環境を整えたいです。加盟店はもちろん、社内外問わず、理想を叶えていける状態をつくるのが目標です。そのために、ビジネスパーソンとしての課題解決能力や、迅速な対応力を身につけ、成長していきたいです。

【木下】
競争の激しいデリバリー業界で、選ばれる企業になることが目標です。そのためには、自分たちの思いだけでなく、加盟店の生の声をしっかりと反映させることが大切だと考えています。加盟店の声を真摯に受け止め、それをもとに魅力的なプロダクトを企画・開発していきたいと思います。

【矢野】
私の目標は、出前館をもっと愛される企業にすることです。加盟店からのマイナスな意見を減らし、「出前館って素晴らしいね」と言われる企業にさらに進化させたいと考えています。ホスピタリティを重視した丁寧な対応や、サービスの効率化・改善に力を注ぎ、全体の質を高めていきたいです。

 

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取材・執筆/早坂みさと

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