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ニューノーマル時代に活躍する、出前館営業部・新米マネージャーの挑戦とは?

現場で実績を積み、マネージャーに昇格。出前館には、そんな営業マン憧れのキャリアアップを支援する環境があります。リモート主体のニューノーマル時代に活躍する、新米マネージャーの挑戦や工夫とは? 

東日本営業部で関東グループ 兼 東北グループのグループマネージャーを務める高橋一樹に話を聞きました。

自己紹介

―まずは自己紹介をお願いします。

東日本営業部の高橋一樹と申します。2015年に中途入社し、今年で7年目となります。前職ではコピー機やエアコン、監視カメラを販売する営業会社でゴリゴリの営業をやっていました。飲食店でのアルバイト経験もあり、飲食店の役に立ちたいという思いから、出前館の営業に転職しました。

入社当初は新規営業担当で、関東だけでなく、奈良、兵庫、岐阜などを飛び回っていました。出前館で配達代行をするモデルができた時の立ち上げ営業に参加し、その後大手チェーン店の担当をするチェーンコンサルティングを経験。

今は新規営業と加盟店コンサルティング部門のマネージャーとして、関東および東北地方を任されています。

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出前館営業を一通り経験して感じた仕事の魅力

―新規営業の魅力とは?

今まで出前館に加盟していなかったお店を自身の力で獲得できる、ゼロからイチを作るところが一番の魅力です。出前館に掲載した後に、ユーザーから「このお店が頼めるようになって嬉しい」とか「食べてみたことなかったけど、頼んでみたら美味しかったから、今度実際に行ってみよう」などのコメントをいただくと、喜びも倍増しますね。

お店からも「加盟後に売上が上がったよ」と喜びの声を直接いただけるのも、新規営業ならではの魅力です。

多くの営業マンがアタックしても、なかなか加盟してもらえないお店もあります。そういうお店を獲得できた時は、社内でも盛り上がるし、上司や同僚からの評価も上がる。「やってやったぞ!」と達成感を感じる瞬間でもありますね(笑)

―大手チェーン店担当の魅力とは?

誰もが知っている有名ブランドと直接やりとりをするというのが、一番のやりがいにつながると思います。提案次第では、そのブランドが今までやってこなかった施策やキャンペーンを実施してくれることもありますし、全国展開しているお店の場合、自分の提案がすぐに全国のユーザーに提供できるという影響力の強さも魅力だと思います。

根拠立ててしっかりとした提案を行う必要があるので、データの見方やまとめ方、提案の仕方は、チェーン店の担当時代にたくさん学びました。パソコンのスキルも上がりましたね。

ポータルサイトとして色んな企業のデータを活用できるのが出前館の強みです。好調な店舗と比較して、どこが足りないのかを分析するので、とても勉強になりました。大手チェーン店の担当にもまた違ったやりがいがあって、挑戦したことで営業マンとして成長できたと思います。

―地方営業所での営業の魅力とは?

地方営業所での営業の一番の魅力は、その地域に根付いたお店と信頼関係が作れるという点です。東京と大阪にしか営業所がなかった時代は、距離が離れた企業やお店だと遠隔でのやりとりが多く、打ち合せの頻度も減ってしまっていました。

地方拠点を築いたことで密なコミュニケーションができるようになり、何度も足を運んでやっと加盟してくれたという地域の有名店も増えてきました。

○○さんが担当でよかった!」というような喜びの声をいただくこともありますし、お店と二人三脚で売上を上げていけるというのが地方営業所での営業の魅力ですね。

お店と協力して地域を活性化させたい、色んなところに飛び回ってみたいという人にとって、とても魅力的な環境だと思います。

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マネージャーとしての新たな挑戦と葛藤

―マネージャーに昇格したことで、仕事の内容や向き合い方はどう変化しましたか?

入社した年の新人賞のタイミング、その翌年と続けてMVPを獲得した成果が認められ、34人を束ねて営業活動をするチームのリーダーを任されました。チームの面倒を見るという意味ではある程度の経験はあったのですが、マネージャーになってからはメンバーの人数が17人に増え、管轄地域も関東だけではなく東北の拠点も加わり、業務内容もがらりと変わりました。

会社全体の意思決定のミーティングや部署を横断したミーティングにも出る機会が増えて、社内の方針や方向性など色んな情報をいち早く収集できるようになりました。それをメンバーに対して、いかに分かりやすく伝え、動いてもらえるようにするかというのが、苦労しているところでもあります。

―ミーティングの量が増えて、自分自身の時間の使い方も変わったのでは?

ミーティングやメンバーからの相談対応などで、圧倒的に自分の業務に使える時間が減ったこともあり、ToDo管理をしっかり行うようになりました。以前は全然やっていなかったのですが、これ忘れている!みたいなのが増えてしまって(笑)

自分の部署のミッション達成のためにメンバーを導かないといけないのですが、相手に伝わっていると思っていても、実はメンバーによって解釈が違っていたり、そもそも理解が追いついていなかったりということがあるので、どうやったらメンバーに正しく伝えることができるのかを、現在も試行錯誤しているところです。

最近はメンバーとの1on1も始めました。業務の内容というよりは、悩んでいることや困っていることを聞く機会にしています。どんなことを思っているのか、改善してほしいのかという要望を吸い上げられるし、相互理解を深め、信頼関係の向上にもつながると思っています。

―自身の視点や考え方に変化はありましたか?

目標やゴールを決めてプロセスは各人に任せているのですが、メンバーそれぞれのモチベーションだとか、この人にはこういう伝え方をしたほうが伝わりやすいとか、こういうのが得意だから任せてみようというのを考えるようになりました。

以前は目標達成のために自分が「これをやろう!」という感じでしたが、目標達成のためには、いかにメンバーを育成し、成長してもらうかが大切なので、仕事の内容も視点も変わりました。方向性を間違えてしまうとみんなに迷惑をかけるし、みんなの手間につながってしまうので、何より責任を感じますね。

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ニューノーマル時代を生きる新米マネージャーの工夫と学び

―離れた地域をリモートでマネージメントする上での苦労や、工夫している点をお聞かせください。

zoomで顔を合わせての週1定例ミーティングと、各人に対しての1on1をやっていますが、その人を把握するのに1時間や2時間では時間が足りないんですよね。なので、地方拠点には定期的に訪問してコミュニケーションをとるようにしています。営業同行をしたり一緒に昼食を食べたりして、メンバーの悩みや思いを聞ける機会を作ろうとしています。

やっぱり画面と生は違いますよね(笑) あのミーティングのとき相談すればよかったのに、というのが対面だとあったり、業務以外のプライベートなことは一緒にアポイント同行した行き帰りなどに初めて聞けたりします。実際に会って一緒に時間を過ごすと見えてくるし、お互いを知るってすごく大事ですね。

―大きなキャンペーンに合わせてチームを動かす上での苦労や工夫、そこから得た学びについてお聞かせください。

2021年11月~20221月の3ヶ月間、一都三県でCMなども大々的に流した大規模なキャンペーンを行いました。営業では、キャンペーンの効果を高めるために、加盟店を1店舗でも多く新たに獲得しようと動いていました。

対象店舗が決まっていたので、最初は「全店獲る気でいこう!」と、とにかくアタックする方向でメンバーに声をかけていたのですが、ある時から加盟してくれるお店の数が鈍化したんです。そこで獲得目標の店舗数から逆算し、週次での目標を設定して臨んだところ、その瞬間から一気にスピードが上がり始めました。KPIや目標設定の重要さを学びましたね。

やることが明確化して、あまり獲得できていなかった人も成績が良くなったりしたので良かったなと。週例ミーティングでも先週の振り返りと今週やることの確認はしていますが、今後はそこにKPIも当て込んでいこうと思っています。思い返せば、自分もリーダーの時はチームの目標獲得数に向かって動いていたので、そこはちゃんとしないと!という気づきにもなりましたね。

―マネージメントの方法やコツなど、マネージャーとしてスキルアップするための勉強はどのように行っていますか?

マネージャー向けに、LINEが主催するマネージメント研修というのがあります。メンバーの成長支援のための方法、1on1の方法、目標設定の仕方、評価の仕方などのプログラムが受講できる研修で、ほぼ毎週のように行われています。マネージャーになりたてで右も左もわからないという今のタイミングで受けられるのが、すごくありがたいです。

ちょうど今、半期の振り返り期間でもあるので、そこで学んだことを意識して取り組んでいます。マネージャーとして成長していくための体制があるから、安心してマネージャーとしてチャレンジしていける。メンバー成長支援の方法で学んだことをチームのみんなに活かして、みんなも成長する。そういうことができるのは、本当にありがたい環境だなと思っています。

今後受講してみたいなと思っているのが、Zホールディングス主宰のZアカデミアという研修。マネージャー以外でも全社員が受けられます。資料の作り方、ファシリテーションのやり方、ロジカルシンキングとは、といった業務に使えそうなことから、育児中の方に向けた「赤ちゃんとの向き合い方」や、「マンガ好き集まれ!」みたいなプライベートの趣味のものまで、幅広い内容です。

気軽に受講できるプログラムや種類の多さは、大きなホールディングスの一員であるメリットですね。

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裁量を持ってやりたいことにチャレンジできる環境

―マネージャーになって改めて感じた出前館営業部の良さとは?

私自身もそうなのですが、いい意味でガッチリしていないところが出前館の良さかなと思います。営業部以外の部署もそうだと思うけど、ある程度の裁量を持たせて、やりたいことをやらせてくれる環境。ミッションの設定とゴールを作ったら、そこに至るプロセスは個人に任せているので、自由にやりたいことをチャレンジできるというのが良さの一つだと思います。

―今後の展望として、営業部をどのように引っぱっていこうと考えていますか?

みんなに働いていて楽しいと思ってもらいたい。中にはレールを引いてほしいという方もいると思うけど、自分で考えて自分で行動した結果こうなったという成功体験がいっぱいあったほうが楽しいし、充実感につながると思います。なので私も、一人ひとりが考えてできるような環境にしていきたいと思っています。

今後は、みんなが知識を増やしたり成長したりしていけるような、そういう支援をできる人間になりたいですし、一人ひとりが楽しみながら、営業の成果をいっぱい上げられるような、盛り上がったチームにしていきたいです。

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最後に

―出前館への入社を検討している方へメッセージをお願いします。

大手のチェーンから街の個人店まで営業として関わってきた中で、それぞれが抱える問題や課題を直接解決できるのが、出前館の魅力だと思っています。自分が提案した施策やキャンペーンは加盟店の先のユーザーにも届くので、間接的にたくさんの人を喜ばせられるというのも魅力の一つ。すごくやりがいがあるところです。

出前館自体もまだまだ成長途中ですし、今後も色々チャレンジしていくと思います。チャレンジをする人を応援してくれる社風なので、出前館でこうなりたいとか、こういうことしたい、飲食店の役に立ちたい、地域を盛り上げたいという熱い思いがある方は、ぜひ一緒に働いて一緒に成長していきたいと思っています。ちょっとでもいいなと思ったら申し込みをお願いします。私も面接やっております。面接の場でお会いできるのを楽しみにしています。

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