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営業経験を活かしバックオフィスで活躍!出前館営業マンの多様なキャリアプランとは

出前館の営業セクションには、新規営業やコンサルティングだけでなく、さまざまな業務やキャリアプランがあります。営業経験を活かしバックオフィスで活躍するセールスオペレーション部の塩原孝祐に、業務内容や仕事のやりがいを聞きました。

自己紹介

―まず自己紹介をお願いします。

セールスオペレーション部の塩原孝祐です。出前館のサービスに惚れて新卒で入社し、2022年で6年目になります。

入社後すぐ東京配属になり、最初の4年間は営業担当。インバウンドセールスグループで、出前館出店に関する資料請求のお問合せをいただいたお店に対して営業していました。

そこでアルバイトや外部委託の方の管理やバックオフィス業務に携わるようになり、20201月にセールスオペレーション部が立ち上がった際、業務とともに配属となり今に至ります。

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営業マンからバックオフィス業務へ

―セールスオペレーション部はどんな仕事をする部署ですか?

セールスオペレーション部は、出前館への加盟が決まった後からオープンまでの一連の作業を対応する部署です。社員が15名、アルバイトが90名で、進行の段階ごとに担当が分かれています。

オンボーディングのチームは、加盟店のメニューや画像、店舗情報などのデータを回収する役割。データが揃い契約を締結したら、制作チームにバトンタッチし、制作チームでユーザーが見る店舗画面のページを作ります。ページが制作できたら、また次のチームへ。オープンに向けて加盟店にアナウンスをして、デモ画面のご確認いただき、問題がなければ掲載(オープン)という流れです。その後、加盟店へお支払やご請求するためのデータ入力をしている経理支援のチームもあります。

作業の大半はアルバイトの方々の力を借りて対応しています。その管理と、一連の業務内で発生する問題点の解決や、時間や工数がかかっているものの整理を行い、他部署と連携をとりながら滞留無くスムーズにオープンできるように対応するのが私の仕事です。

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アルバイトのマインドセットやマニュアル作りに奔走

―配属されて、どんな苦労がありましたか?

営業時代は、出前館のサービスの素晴らしさを伝えるために言葉や方法を尽くしていましたが、セールスオペレーション部では説明する相手も伝えるべき内容も幅広くなり、膨大な量の情報をどう伝えるかを常に考えてやっていく必要がありました。

頭の中では理解している加盟店獲得からオープンまでの流れを、未経験のアルバイトの方々に伝えるのが難しかったですね。彼らが協力してくれてこそ、毎月数千ものお店をオープンすることができる。こちらの伝え方ひとつで作業方法が間違ってしまったり、モチベーションが下がってしまうこともあるので、いかにうまく伝えるかと、マインドセットに苦労しました。

―工夫したことはありますか??

営業は納品から掲載まで一連の流れが分かっていますが、それが可視化されていませんでした。誰が見ても分かるように、まずは数字や作業内容を社内共有のウェブサイト上や手元資料としてパワーポイントにまとめました。

オープンを早くすることで加盟店のモチベーションや売上も上がりますし、滞留を無くしていくことが目的なので、そういう点は数字も用いて伝えます。アルバイトの方々には、伝える内容の背景や会社が動いている方向性を含めて、目指す結果と行うべき取り組みをわかりやすく伝えるように工夫しました。

納得できるように丁寧に説明しないと、しっかりと理解しないまま動き始めてしまうこともあり、それまでマネジメント経験もないままリーダーポジションとなり、いきなり90名の方にお願いする立場になったので大変でした。LINE社から転籍してきた経験豊富な上司や先輩からも色々とアドバイスを聞いて、自分なりに解釈し、マニュアルに落とすという形で対応しました。

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営業OBだからこそできる仕事がある

―営業マンからバックオフィス業務へ変わって、どう感じていますか?

コロナ禍でデリバリーの需要も高まり、会社も急成長をしたのですが、 オープンを待っている店舗数が急激に増え、アルバイトも増員し、凄まじく変化した時期でした。

出店スピードを上げるために、フローの効率化や変更を行うと、共有ひとつとっても、伝え方次第で成果が全然違ってくる。中途半端な形で案件を依頼すると、アルバイトの方々から不満も出てきます。いかにチームを結束させ同じ方向を向き、成果を最大化するかが課題でした。

異動当初は、色んな人に助けてもらいながらこなす状況だったので、一個人として貢献しているみたいな自信はまったくなくて。私で大丈夫なのかな、やっていけるのかなと不安だらけでした。

しかし、コロナ禍でのピークを経験し、1年前よりは自信を持てているのかなと感じています。そして今はすごく楽しいという感情に変わりつつあります。他部署と連携し、色んな人とコミュニケーションをとりながら、業務をどんどん改善していって、その結果アルバイトの方々の負荷も減っているのが見えると、自分がやっている仕事が役立っているのかなと思えるようになってきました。ちょっとした達成感がちょっとずつ溜まって、前向きになれるのかなと思います。

―営業経験を活かし、どうステップアップしていますか?

2021年以降、会社として「 ZERO 」というプロジェクトを掲げていて、業務の自動化に取り組んでいます。事業拡大につれて人数が必要になる「作業」がありますが、人が手作業でやっている部分を見直し、業務改善ツールを用いて自動化することで、流通売上を上げるための取り組みに時間を振り替えていくというものです。

まだ仕組み化されていない取り組みなので、開発を行うプロダクト部門の方に企画を出して話さないといけない。その取り組みの結果、どういう影響があるのか、弊害はでないのか、どの部分が自動化できるのか考えないといけない。営業をしていた時とは全く違った様々な角度からものをみることが求められます。

そういうことを繰り返すことで考える力がつきましたね。営業では経験できないことが今の部署ではできるようになったなと、視野が広がりました。

新しいツールを導入したり、フローを変更したりすることによって、どういう影響が起こるのか、営業出身の私なら営業の立場で想像ができます。たとえば加盟店からデータを集める部分は、多岐にわたる項目内容の整理が大変。どうしたら営業が楽にできるのかを、営業の目線で考えられることが強みです。効率化に関しても、100%想像だけでやるのとは違うクオリティーに持っていきやすいと思います。

それと、加盟店のオープン時に最良の状態で店舗ページを作っておくのが理想だと思っているのですが、そういう目線も営業だったからこそ持っている部分だと思います。

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新しいことにチャレンジして自分の価値を高めていきたい

―今後の展望をお聞かせください。

バックオフィスの業務内で無駄なものや工数がかかるものを、業務改善ツールを用いて自動化できるものはする。それって、フローや分岐を自分たちで考え、自動化して対応するんです。私はゲームが好きなのですが、プログラミングを勉強し、その部分を理解することで、開発を担当する部署の方々とより連携をとれるような状態にできればと思っています。

できることが増えれば自分の価値も高まるし、仕事の幅とか深みも広げていけるんじゃないかと。そんな簡単なことじゃないですがチャレンジしてみたい気持ちがあります。

最後に

―出前館への入社を検討している方へメッセージをお願いします。

営業を極めて営業のプロ!になるのも1つのキャリアですし、私のようにバックオフィスのポジションについて、仕組化・効率化の一角を担うというのもキャリアのひとつです。

出前館は風通しがいい会社です。やってみたいことをやらせてもらえる環境があります。

もちろん挑戦には、結果と責任が伴いますが、熱意や行動力があれば、やらせてくれる会社です。チャレンジしたいことを口にしやすく、そういう人たちも多いです。主体的に動いていける人はウェルカム!ぜひ一緒に働きたいなと思います。

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